病室にいく途中、同じへ病室のH君のお母さんとすれ違い、昼間、一時的に38度の熱がでて、その後すぐに36度台に戻ったと聞かされました。

それまでだいぶ飛ばしていたのに、その後大人しくなったとのこと。

「飛ばしていた」とは、看護師さんや、同室の子のところに面会に来た他のおやごさんとにぎやかにお話していたということです。

病室にいってみると、確かに大人しく、といっても、親が行くときはいつも大人しいので、いつもと特に違いは無かったのですが、ナザールの酸素が3リットルになっていたので、どうやら調子が悪いのは確かな様子。

手になにかメモ用紙を握り締めて、なにか言いたげにしているので見ると、「38度の熱が出ましたがすぐ下がりました」と書いてあります。聞けば、要が看護師さんに頼んで書いて貰ったのだとか。どうやら本人もだいぶ気にしてしているようです。メモの最後に。「病は気から!!」と。H君のお母さんのやさしい御言葉。親が行く前に要から何度も「熱が出たよ」と聞かせされたのだそうです。

H君のお母さんに借りた、音の出るアクセサリで遊んだり、チキンリトルの本を見たりして過ごしましたが、やっぱりいつもより大人しかったかもしれません。

夜、BiPAPをつけたら、なんと、付ける前よりSAが下がってしまい。しかたなく、ナザールのままにして帰ってきました。ずーっと、酸素3リットルでナザール使っていたので、それと同じ程度の酸素のBiPAPではかえって呼吸がしづらかったのかもしれません。

なかなか一気に回復とはいきません。2歩進んで一歩下がる。あわてずあわてず。